この記事はFlare Engineというテンプレートアセットを使った記事になります。

スプライトの追加
Spritesにアニメーションを追加
プレイヤーに追加されたコンポーネントSpriteEngineのSpritesに新しく「Dash」を追加して画像を追加します。アニメーションのスピードはいい感じに設定。

Signalsの追加
Signalsの「dashing」をアクティブにします。
dashingはFlare Engineが用意したシグナルです。

Stateの設定
Signalsで追加したdashingのステートを設定します。
今回はonGroundの子ステートとして設定しています。
(地面に設置している時にダッシュするとDashアニメーションが再生される)

ダブルタップでダッシュする設定
ここでは方向キーを2回連続でタップした場合にダッシュする方法の手順を書いていく。
Abilitiesの追加
プレイヤーに追加されているPlayerコンポーネントのAbilitiesにDashを追加する。

Dashを開き以下の設定をしていく。

Button TapsをDouble Tapに設定すると右に時間設定が表示されます。
これは1度目のキー入力から2度目のキー入力までのタイムリミットです。イイ感じに設定してください。
Durationは「Instant」と「Incremental」とで選択できます。
Instantはテレポートみたいに瞬間移動的な動きになります。こちらがいい場合はそのように。
Dash Timeはその時間だけダッシュする。
Dash Distanceはダッシュで移動する距離。
Cool Downは次のダッシュまでに必要な時間です。
再生してテストしてみましょう。
左右の移動に設定している「A」や「D」を2回連続で叩くとダッシュすれば成功です。
ダッシュキーでダッシュする設定
ここからはダッシュの為のキーを設定して、それを押すことでダッシュさせる設定です。
Inputsの追加
Dashのキー設定は初期状態ではInputsに用意されていないので追加する必要があります。
PlayerコンポーネントのInputsを開き、一番下の青い帯のCreate New Inputに「Dash」と入力して「+」ボタンで追加します。

今回はキーボードの「I」を押せばダッシュするようにします。
Abilitiesの追加
Abilitiesの赤い「+」ボタンをクリックしてDashを選択します。AbilitiesにDashが追加されました。

Dashを開き以下の設定をします。

Dash ButtonをDashにしています。
先にInputsの設定ができていないとここにDashが表示されません。
これで再生してみましょう。
今度はキーボードの「I」を押せばダッシュしました。

Player Inputの設定
ゲームパッドにもダッシュキーを割り当ててみましょう。
Player Inputに割り当ててあるInput Action Assetを開きましょう。
(画像は自分で用意したInput Action AssetですがFlare EngineのDemoのものを使っても大丈夫です。その場合画像とは準備されている項目が違います。しかしやることは一緒です。)

Actionsの「+」ボタンを押してNew Actionを追加しましょう。名前はDashとします。
Action PropertiesのAction Typeを「Button」にしておきます。

追加したDashにぶら下がっているNo Bindingをクリックして、BindingのPathをGamepad > お好きなボタンに設定します。ここではRight Shoulderに設定しました。R(Switch)とかR1(PS5)とかRB(XBox)ってやつですね。

Save Assetして閉じます。
続いてPlayer InputコンポーネントのEvents > Playerを開くとDashが追加されています。
下記画像のように設定してください。

再生して設定したボタンでダッシュするか確認します。
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